複雑系

複雑系、というものがある。

一見無関係な混沌そのもののような混乱の中にも、ある一定のパターンや規則性を見つける事ができるシステムを言う。

特に珍しいものではなく、人間関係や社会そのものは一見無関係に見える膨大な要素によって成りたっているシステムが、全体として見ると何らかのまとまった性質のような、全体で一つの振る舞いをするような時がある。

それを研究するのが複雑系である。
天気というか気象現象も複雑である。

複雑系

いまある既存の物理学の大半はひとつのシステム細かく細分化してその要素ごとに計算して全体のとりうる形を予測する、という方式が主流だった。

しかし、その後の研究で気象現象のような膨大な要素が絡まったシステムは計算量が大きくなりすぎて、一週間以上先などの長期的予測は不可能だということが証明されている。

しかし、その予測不可能性を逆に利用しようというアイデアもある。
予測不可能というのはあくまで「どこまで細かく予測するか」の定義次第であり、大雑把な予測ならば部分的には可能である。

そして複雑系にはバタフライ効果という小さな影響が積もり積もって台風のようなおおきなものに発展しうるという現象があり、それを利用することで台風を打ち消すことが可能ではないのか、というものだ。未だ実験段階だが、台風国家である日本もかなり積極的に投資している。どうなるか楽しみである。

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